読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なかたつブログ

ゆとり世代のFPが、FP的なことや思った事などを綴っていくブログ

ライフネット生命に入る前に知っておきたい3つのこと

保険 保険-生命保険

Why Japanese people!!

 

声高らかにそう叫ぶのは、厚切りジェイソンさん30歳(タレント兼IT会社社長)

どうやら生命保険が年間7万円も安くなって、声を上げずにはいられなかったらしい。

30歳って以外と若いのだなと、いらないことを今は考えずに、このテレビCMの会社であるライフネット生命について今日は話したい。

 

 

突如現れ、生保業界にネット生保というジャンルを築き上げたライフネット生命は、出口社長の若い世代を応援したいという気持ちから誕生し、会社の設立は2006年と日本国内の生命保険会社としてはかなり若いです。

 

「若い世代の保険料を半分にして、安心して子どもを産み育てることができる社会を作りたい」

 

 

 

素晴らしい理念だと思いました。

 

 

当時の日本の保険業界は、保険のおばちゃんと呼ばれる国内の大手生保会社や来店型保険ショップ、ライフプランナーと呼ばれる営業マンたちが市場のパイを奪い合っている状況で、ネットで簡単に分かりやすい保険に加入できるというのは、かなり新鮮で面白い試みだったと思います。

 

f:id:nakatatsu1990:20170211202651p:plain

その頃のライフネット生命のCMは、いかに今までの対面型の保険販売が無駄で、ネットでも加入が得かを謳っているものでした。

 

 

そのように伝えたかったのでしょう、上記の図はライフネット生命のホームページから引っ張ってきました。当時のCMでも同じような図が使われていたと思います。

策略通り気づけば私もライフネット生命は善、対面販売は悪と考えるようになっていました。

 

 

 

 

 

詳しく調べるまでは・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

さて、いまさらですが当ブログへ来ていただきありがとうございます。

当ブログは、僕自身が気になったことを綴っていくだけのブログですが、前々からライフネット生命には疑問を持っており、どうしてもそれを伝えたかったのでこの記事を書きあげました。

 

グーグルやヤフーなどから検索で来られた方は、ライフネット生命に入りたいけど

  • なぜ安いのか?
  • 評判はいいのか?
  • 弱みはないのか?
  • やばいところはないか?

 

 

などを心配されているのではないでしょうか?

最後まで読んでいただければ、その答えは出てくるかもしれません。

 

 

 

なお、この記事はライフネット生命を貶めようとか、批判しようとか、そういった内容ではありません。ですので、会社名も伏字にしていません。

 

 

この記事で私が伝えたいのはただ一つ

 

イメージに騙されるな!!

 

このただ一点です。

 

 

さあ、前置きが長くなりました。

ライフネット生命に入る前に知っておいてほしい3つのことをお伝えします!

 

(2017年1月26日時点での内容です)

 

 

 

 

 

 

知っておきたいこと1:保険料は思ったほど安くない

 

ライフネット生命が世に出てきたのは僕が大学生の頃で、当時ちょうどFP資格の取得のため、提案書を作っている時だったと記憶しています。

 

当時の僕は、家計における保険料の削減に異様な興味を持っており、提案書の作成も保険料の削減に重きをおいていました。

 

母親の保険証券を預かり、どうすれば安くなるか考えた結果、安いイメージがあったライフネット生命への切替を薦めたのです。(実際には切替してませんが)

 

無駄なものを省き、定期保険や医療保険ライフネット生命に替える。それだけで、月に1万円は節約できていたでしょう。年に12万円です。厚切りジェイソンじゃなくも叫びたくなるでしょうね。

 

保険の見直しが快感になり、対面型の保険ショップへ就職することにしました。

 

 

ただ、そこからライフネット生命への疑問が生まれてきます。

 

 

対面型の代理店で加入するほうが安いのはどういうことか

入社してからいきなり営業をさせて貰えるわけもなく、ひたすら架空の人物の設計書を打ち込んで勉強していました。

 

もちろんすることといえば、ライフネット生命と代理店で扱える生命保険の比較でしょう。

 

実際やってみて愕然としました。

 

代理店の方が安い!!

 

いやいや、あれだけネット保険は安いです!対面販売は高いです!と言っておきながら、代理店の方が安いってどういうこと?

 

 

正直、ライフネット生命には失望しました。

 

 

 

定期保険(死亡保険)はまだ優位性がある

 

ちなみにライフネット生命はその後に保険料を改訂し、保険料はだいぶ安くなりました。一般的な定期保険(一定期間の間に死亡した場合に保険金が受け取れるもの)については、

最安値水準といってもいいと思います。

f:id:nakatatsu1990:20170211203310p:plain

 

実際に今の定期保険の保険料を比べてみると(男性の場合です)

f:id:nakatatsu1990:20170211203322p:plain

※1非喫煙者優良体

 

こんな感じです。赤色の数字が4社の中で一番安い保険会社で、青色の数字がネット保険の中で一番安い保険会社になっています。(表に入っていないネット生保もあります)

たしかに出口社長がターゲットとして捉えている、子育て世代に対する保険料はかなり安いですね。

 

ただ、対面型生保の非喫煙優良体割引(たばこを吸わないかつ健康状態で保険会社所定の条件を満たす場合に割引される)を使えば、20歳以外は対面型生保の勝ちです。また、健康状態が悪くても、たばこを吸わないだけで割引がきく非喫煙標準体割引というものも存在します。(今回は計算していませんが)

 

20歳より30歳の保険料が安いのは、20代は病気で死亡するより事故で死ぬ確率が高いからで、たばこを吸っていようが健康状態が悪かろうが関係ないからだそうです。

 

 

さて、みなさんは上記の表をご覧になって、どのように感じられましたか?

 

 

とかでしょうか。

たしかに僕も、若い世代についてはライフネット生命の定期保険の保険料が安いことは認めます。ターゲットが若い世代なので、安くないとおかしいですが。

 

 

ただ、死亡保険って今や収入保障保険が主流なんですよね・・・・笑

f:id:nakatatsu1990:20170211203344p:plain(※イメージです)

 

こんな形のやつです。一般的に必要保障額は、子どもが大きくなっていくにつれて少なくなっていきます。収入保障保険は、より合理的な形にできていますので、その分保険料は削れます。

もちろん、定期保険を上手く組み合わせればこの形に近づけることはできますが、労力は半端ないです。それこそFPなどの力が必要で、素人こそ定期保険ではなく収入保障保険に入るべきだと思います。

 

 

「若い世代の保険料を半分にして、安心して子どもを産み育てることができる社会を作りたい」

 

という立派な理念を掲げるのであれば、更新型の定期保険だけでなく、収入保障保険も説明しておくべきではないですか?

 

 

僕はそう思います。

 

 

医療保険は優位性なし

さて、定期保険はいい。いいものまでは僕は否定しません。問題は医療保険です。

早速保険料表をみて頂きましょう。ちなみに男性の場合です。

f:id:nakatatsu1990:20170211203447p:plain

 

 

赤文字が3社の中で一番安い保険会社です。ライフネット生命と設計書上では似たような保障内容で対面型販売をしている2社を持ってきました。

 

はい、安いのはどちらも対面型ですね。正直にいってライフネット生命は割高です。

 

どうでしょう?あなたのイメージと合っていましたか?

僕は、計算するまでこうなるとは思いませんでした。それだけライフネット生命の安いというイメージは強かったのです。

 

 

「ただ、保険料を比べただけじゃ意味がない。保障の中身が一番重要で、コスパが安いのはライフネット生命に決まっている!」

 

と、考えたかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

ええ、私もそのように考えました。特に医療保険は保障内容が細かく違っていたりするので、保険料だけでなく中身をじっくりと見て判断しなければ本当の比較とは言えないです。

 

それでは、保障内容を比べるために約款をじっくりと見てみましょう。

 

知っておきたいこと2:ライフネット生命に入るなら約款をちゃんと見てから

保険屋さんからは「読んでおいてください」といわれて置いて帰られるあの分厚い冊子。家の棚の中でホコリをかぶっているかた、危険です。

 

一度でいいので読んでください。特に保険金がでない場合についての項目は必読です。

保険会社によって細かい違いがあり、設計書だけではなかなか判断できないところもあります。

 

 

 

さて、突然ですがここで問題です。

 

Q,足にできた魚の目の除去手術は給付金がでるでしょうか。でないでしょうか。

 

 

 

 

答えは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A,でる保険会社とでない保険会社がある。

 

はい、どっちつかずの回答で申し訳ないです。

ちなみに上の表では、対面型のM社だけ出ます。ライフネット生命と対面型O社は給付対象外です。また、外耳や鼻腔内の異物除去や鼻の粘膜の焼灼(粘膜を焼いてアレルギー性鼻炎を抑制する手術)も上記の表では対面型のM社しか給付金は出ません。

 

 

約款に小さく書いていますので、設計書を見ただけでは分かりません。約款を注意深くみて欲しい理由です。

「魚の目の手術とかそんなに治療費も掛からないし、給付金なんてでなくてもいいよ」と考えられる方もいらっしゃると思いますが、保険料が同じなら給付対象は広い方がお得でしょう? そういうことです。

 

 

言い忘れていましたが、ライフネット生命の定期保険はリビングニーズ特約(余命が半年と医者から告げられた場合、死亡保険金の半分を先取りできる特約)が付けられません。ほとんどの保険会社が無料で付加が可能なのですが、ライフネット生命の約款にはそれがのっていないので、付けられないのでしょうね。保険料が安くなっている要因の一つでもあると思いますが。

 

 

 

 

話を戻しましょう。

 

 

 

 

実際に3社の約款を読んでみると、保障内容の違いが書いてあります。

f:id:nakatatsu1990:20170211203556p:plain

 

※簡略して書いています。保険の契約を検討される方はしっかりと約款を読んでください。また、設計内容は30歳男性 日額1万円60日型 保険料終身払い がん一時金特約100万円と先進医療特約を付けたものです。上の保険料表と同じです。

 

 

さて、この表を見ただけでも大きな違いがあることが分かりますね。特に手術給付金は、だれがどう見ても内容が他の2社に比べて悪いですよね。これはだれも否定できないと思います。

みなさん色んな見解があると思いますが、僕が医療保険で一番重視していることは、どれだけ手術の保障が手厚いかです。

今は昔より入院日数が短くなっていっています。まだまだ日本の入院日数は海外に比べて長いと言われているので、今後ますます入院日数は短くなっていくと考えられます。そうなると入院給付金の保障厚くしても、今後それは無駄になる可能性が極めて高い。今後は入院保障に手厚い医療保険より、手術に手厚い医療保険の方が価値のある保険と言えるのではないかと思います。

 

 

もう少し突っ込んで話をさせて貰うと、ライフネット生命医療保険には、もう1つ大きな罠が隠されています。それは入院給付金の支給条件についてです。これは約款を注意深く見ていないとわかりません。

 

 

180日ルールの違い

最近は180日ルールも世間に周知されてきましたので、説明しなくても分かっているという人がほとんどでしょうが、はじめて聞く人もいるかと思うので軽く説明しておきます。

 

180日ルールとは

医療保険には、1入院の入院給付金の支払い日数には制限があります。

  • 保険料の計算をしやすくするため
  • 給付金の払いすぎを防ぐため
  • 長期の入院を結果的に否定することでモラルを守るため

個人的な考えですが、恐らく支払日数の制限がある理由は上記のような感じではないでしょうか。

 

今回取り上げている3社についても1入院について60日の支払制限があります(3大疾病については無制限)。なので、1入院で60日以上の入院をした場合は、超えた部分についての入院給付金が受け取れません。日額1万円で設定しているので、1入院で受け取れる入院給付金の上限は60万円になります。

さて、この1入院という単位が肝で、対面型M社の約款には

 

同一の病気を直接の原因として、2回以上入院された場合には、継続した1回の入院とみなします。ただし、疾病入院給付金の支払われた最後の入院の退院日の翌日からその日を含めて180日を経過して開始した入院については、新たな入院とみなします。

同一の不慮の事故を直接の原因として、2回以上入院された場合には、継続した1回の入院とみなします。ただし、その事故の日からその日を含めて180日を経過して開始した入院については、新たな入院とみなします。

 

と、書かれています。

f:id:nakatatsu1990:20170211203828p:plain

 例えば、胃炎で40日入院後、180日を経たずして胃炎で再度入院した場合は、1入院としてカウントされ、上の図では60日分の入院給付金までしか受け取れず、20日分は受け取れません。

f:id:nakatatsu1990:20170211203841p:plain

 これでしたら、180日を超えているので80日分の給付金が受け取れますね。

 

f:id:nakatatsu1990:20170211203857p:plainまた、これが同一の病気でなく、1回目と2回目の入院に因果関係がない場合は、別の入院として扱われるので、退院後180日を経過していなくても1入院とカウントされません。

ですので、上の図では80日分の入院給付金が受け取れます。 

 

f:id:nakatatsu1990:20170211203913p:plain

もちろん病気だけでなくケガについても同じです。胃炎と足の骨折は因果関係がないので、退院後180日を経過していなくても別々の入院としてカウントされ、80日分の給付金が受け取れます。

ちなみにケガの場合は、約款を見る限り、同じ個所のケガであってもケガをした原因が違えば別の入院としてカウントされるみたいですね。

 

ライフネット生命は他社とは異なる180日ルール

さて、本題です。

180日ルールについて、なんとなく分かって貰えたと思いますが、ライフネット生命の180日ルールは他社と内容が異なるので、先ほど説明したことは全部忘れてください。

 

入院給付金の支払限度日数は、1 回の入院について60 日、保険期間を通じて1,095 日です。(入院を2 回以上した場合には、入院理由にかかわらず、1 回の入院とみなします。退院日の翌日からその日を含めて180 日を経過した後に開始した入院については、新たな入院とみなします)

 

ライフネット生命の1入院のルールはこのようになっています。

ですので、例として出した上記の4つの図だと

 

f:id:nakatatsu1990:20170211204022p:plain

 

これしか、80日分の給付金がでません。

例えば、胃炎で60日入院し退院した10日後に、転倒して骨を折って入院したとしても入院給付金は受け取れません。因果関係がなくても、約款のルールでそう書いてありますので。

 

その他の細かい違い

さて、180日ルールについてはご理解頂けたかと思います。ただ、細かい部分について、もう少しお話させて頂きます。

 

がん治療給付金は範囲が狭い

ライフネット生命の「がん治療給付金」は、悪性新生物のみの給付に限られており上皮内で留まっている、いわゆる「上皮内新生物」については給付対象外となっています。

 

たしかに上皮内新生物は、適切な治療を行えば完治可能ながんですので、治療が長引く悪性新生物(転移の可能性のあるがん)に比べて治療費は安価で済むことが多いです。

でも、給付金が貰えるなら貰えた方がいいですよね?ちなみに対面型2社については上皮内新生物も給付対象になっています。

 

まぁ、どちらにしても「がん」というのは、医学的には上皮内新生物も含まれるので、「がん治療給付金」の給付対象に上皮内新生物が含まれないのであれば「がん治療給付金」という名称を「悪性新生物治療給付金」にかえられた方がよいと思いますよ? ライフネット生命さん

 

 

海外での治療は対象外

入院給付金・手術給付金については、日本国内の病院また

は診療所での入院・手術が対象となります。そのため海外で

の入院・手術については、お支払いできません。

 

 

ライフネット生命医療保険は、海外での入院や手術は給付対象外ですので注意です。

ただ、がん治療給付金については海外であっても、日本の医師免許を持っている医者が診断した場合は給付対象となります。ちょっとややこしいですね。

 

もちろん対面型の2社は海外の病院であっても、入院・手術をすれば給付対象になります。(日本の公的医療保険適用外の手術や、先進医療などはダメですが・・・・・)

 

どうでしょうか?

ライフネット生命に入られている方や、これから入ろうとしている方はこの違いをご存知でしたか?実はまだ他の保険会社と違う部分はありますが、今回はここまでにしておきます。続きはご自身で確認してください。

 

ご自身で確認して、理解できていないのであればこの保険に入ることはオススメできません。

 

なぜなら、ネット生保はすべて自己責任になるからです。

 

対面販売で保険に加入した場合は、募集人(保険の営業マン)には説明義務という義務が発生します。ですので、180日ルールや保障内容について、お客様が理解していなかったり、誤認していた場合は、基本的に募集人の責任となります。

 

お客様がちゃんと理解していないままに契約をしてしまった募集人には、それなりのペナルティがあります。

 

ネット生保では、「契約内容は約款をよくご覧になって、すべて理解した人だけ契約してくださいね」と、責任をお客様側に投げるといったスタンスをとっています。

 

簡単に加入できる保険もいいですが、簡単に加入できる保険には理由があります。

ライフネット生命に加入する際は、対面型の保険代理店で加入するよりも深く約款を読み、ちゃんと内容について理解してから加入しましょう。

 

知っておきたいこと3:イメージに騙されるな!

さて、最後となりました。伝えたいことの3つ目である、ライフネット生命のイメージ戦略の落とし穴について書きたいと思います。

 

「業界初!保険の原価表示!」は意味がない

2008年にライフネット生命は「保険の原価率」という指標を出しました。

契約者から保険会社は保険料を領収します。その保険料は、「純保険料」と「付加保険料」とに分かれ、ライフネット生命は「純保険料」が「保険の原価」であり、「付加保険料」が「保険会社の取り分」であるとおっしゃっています。

 

「純保険料」=「保険の原価」という構図からして間違っているのですが。

 

私が保険を全く知らない一般消費者であれば、ライフネット生命の「保険の原価」について納得していたかもしれないです。そして、他の保険会社が「保険の原価」について数字を出さないのは、きっと「保険の原価」が極端に低いからなんだ! と思うのも仕方ないでしょう。

 

まず「純保険料」と「付加保険料」とは何か、詳しくお話します。

www.hoken-erabi.net

 

ameblo.jp

 

※自分で書こうと思いましたが、他のブログで詳しく書かれていたのでお借りします。上記を読んでください。時間があったら自分でも書きますので、ご容赦を・・・。

 

さて、ここから本題です。

ライフネット生命の岩瀬さんはこのように言っています

ライフネット生命のようなネット保険が保険料を抑えることができるのは、「付加保険料」という 保険会社の手数料に該当する部分を低く抑えられるからです。

保険金や給付金の支払に充てられる純保険料という部分(保障の部分)が削減されているわけではありません。

お客さまが支払っている保険料には、保険会社の人件費や宣伝費、事務所費用など、保険会社の運営経費に相当する手数料分が含まれています。この保険会社の手数料分を、専門用語では「付加保険料」と言います。同じ保障内容であれば、お客さまが支払う保険料が高いか安いか、それを左右するのは、付加保険料とよばれる「保険会社の手数料」部分なのです。

(出典:http://www.lifenet-seimei.co.jp/about/answer/insurance/#lnrub-face-content

 

さて、同じ土俵で話をしましょう。

ライフネット生命は「うちの保険が安いのは、うちの取り分が少ないから」と主張しています。

 

うちの保険が安い・・・・? ん?

f:id:nakatatsu1990:20170211203447p:plain

 

 

まぁまぁ、もしかしたら保障の範囲がすごく広くて、給付金もたくさん貰える可能性がある。つまり純保険料の部分が厚いから、他の2社より保険料は高いのでしょう!?

 

f:id:nakatatsu1990:20170211203556p:plain

 

 

 

ん?

 

 

保険金や給付金の支払に充てられる純保険料という部分(保障の部分)が削減されているわけではありません。

ライフネット生命のようなネット保険が保険料を抑えることができるのは、「付加保険料」という 保険会社の手数料に該当する部分を低く抑えられるからです。

 

 

ちょっと僕には理解が難しいみたいですね(汗)

 

 

さて、もうここまで来ると何も言うことはないです(笑)

僕が言いたいことは

  • ライフネット生命の「保険の原価率」って正しいの?
  • 「保険の原価率」の開示って意味ある?

ということだけです。

 

そもそも僕はライフネット生命がどんな計算式で「保険の原価」というものを導きだしているか分かりません。

正直に言って、領収した保険料をどれくらい保険金支払準備金に回して、どれくらい運営費にあてるかなんて言ったもの勝ちですからね。

 

例えば

領収した保険料の100%を保険金支払いのために、そのまま金庫に入れています。運営費は銀行から借金して賄っています。これでうちの商品は原価率100%です!

なんて言っても間違いはないわけですから。

 

だから、「保険の原価率」なんてものは意味がないのです。

 

とりあえず、ライフネット生命さんは赤字をなんとかしてくださいね。

 

 

 

おわりに

さて、はじめにも書きましたが、僕はライフネット生命が貶そうとか批判しようという気はありません。ライフネット生命にも良いところはあります。

 

例えば

  • 見積もりが簡単
  • 同性パートナーも受取人に指定できる
  • 基本的に診断書なしで給付金請求ができる
  • LINEで質問などができる

などです。

 

保険会社として凝り固まった考えがなく、色んなものを取り入れようという姿勢はとても好感が持てます。

ただ、あまりにもCMやホームページで作り上げているイメージと商品とのギャップがありすぎます。

 

KDDIと提携しての保険販売も、保険料の実質的な割引を行っていたので、今後はそれもできなくなってくるでしょう。生保業界も市場のパイが少なくなってきているので、非常に厳しい時代となってきていますし、ライフネット生命はどうなっていくのでしょうか。

 

 

 

今後に期待ですね!